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救貧院(きゅうひんいん、)は、(典型的には、高齢で働けず、家賃を支払えなくなった者など)入居対象となる社会的弱者が特定の地域社会に住み続けることを可能にするために、慈善団体によって提供される住居。特定地域の貧窮者を対象とするもののほか、何らかの形でかつて同じ雇用関係にあった者や、寡婦などを対象とするものがあり、一般的には慈善団体なりトラスト(信託団体)によって維持されている。 救貧院(アルムスハウス)は、特にイギリスで発達した制度であるが、日本語では同じく「救貧院」と訳される救貧院 (ワークハウス)(workhouse)、救貧院 (プアハウス)(poorhouse)とは異なり、働けない者を収容することが前提となっているため、労役場、授産施設としての性格は持っていない。 == 歴史 == 救貧院はヨーロッパのキリスト教に基づく制度のひとつであり、「アルムス」()とは、貧困者を助けるために寄せられる献金や奉仕のことである。イギリスでは、10世紀から救貧院が存在し、貧しく、高齢で、困窮した人々に住居を提供していた。記録に残されたイングランドで最初の救貧院は、10世紀前半の国王アゼルスタンによってヨークに設けられたもので、現存する最古のものはウィンチェスターの Hospital of St. Cross で、1130年代まで歴史を遡ることができる。 中世には、ヨーロッパの病院の多くが、救貧院としての機能を果たしていた。イギリスでも病院と救貧院は分化しておらず、しばしば修道院に付設されて存在していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「救貧院 (アルムスハウス)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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